ラッコに出会える水族館
みなさんラッコはご存知でしょうか。
かつては、全国各地の動物園や水族館にみられた「ラッコ」ですが
現在では、三重県の「鳥羽水族館」と福岡県の「マリンワールド海の中道」でしか見られません。
動物園も入れると和歌山県の「アドベンチャーワールド」でも会うことができます。
2022年9月現在、日本には3頭しかいなくなってしまったラッコはいずれも高齢化が進んでます。
また、今はワシントン条約により国際的な取引が制限されており、新しくラッコを連れてくることができなくなってしまいました。
いつまで、見られるかわからないのでぜひ今のうちに行って欲しいです。
鳥羽水族館のラッコ
こちらは鳥羽水族館のラッコです。
「メイ」ちゃんと「キラ」ちゃんです。
1日に数回ラッコのショーを行っています(可愛すぎてたまらんです)
また鳥羽水族館は、全国で一番の展示種類数を誇っておりぜひ行ってもらいたい水族館です。
うみの中道のラッコ
海の中道は残念ながら行けておらず・・・まだ写真がありません。。。
なぜラッコが見られなくなったの?知ってもらえると嬉しい
毛皮を目的に大量に獲られたことが大きな原因です。
ラッコは上質な毛皮が高く売れることから、大量に採捕され、数が激減してしまいました。
ワシントン条約に登録され、国際的な取引が禁止になったことから新しくラッコを連れてくることも出来ません。
各地の水族館や、動物園で繁殖に向けた取り組みも行われていましたが年々数を減らす結果となってしまいました。
小難しい話になってしまったかもしれませんが、海の研究をしていた僕たちにとしては、少しでも興味を持ってもらえると嬉しいです。
可愛すぎる!ラッコの生態について
ラッコはお腹で貝を割る
ラッコと言えば、お腹に載せた石で貝を割るイメージが強いですよね!
石で割るのではなく、石にたたきつけて割るのです。
水族館にいくと、水槽の壁に叩きつけている子もいました。
ラッコはお気に入りの石を大事にする
ラッコがご飯を食べるために使う石。
あれ実はラッコにとっては宝物なんです!ラッコは自分が見つけた大事な石をお腹のポケットに大事に保管しています。
いい石を見つけたラッコは、他のラッコに自慢することがあったり、自分の大事な石を落としてしまったときには本気でヘコみご飯を食べなくなることもあるそうです。
ラッコは手を繋いで眠る
ラッコは、海の上で生活をしています。寝るときももちろん例外ではありません。
海は、海流や風の影響でとても流されやすい環境になっています。気づいたら何km先なんてことも。
そのため、はぐれないために仲間同士で手をつないだり海藻に体をまきつけたりするんですね。
実はちょっと大変な!ラッコの生態
ラッコは実はグルメで大食漢
ラッコが好きな食べ物は・・・・
「ウニ」「ハマグリ」「ホタテ」「イカ」などです・・・超グルメ!!!
それを1日に体重の1/4位の量食べます。
ラッコのオスは40kgになるので、1日の食事量は10kg超え
最近テレビでよく見る大食いの人たちより食べてますね!!
おわりに
本日はラッコについて紹介してみました。
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