皆さんジンベエザメってご存知ですか??
「名前聞いたことある!」という方や、「テレビや水族館で見たことある!」という方も多いと思います。
そうです!あの大きくてかっこかわいいやつです!ゆったりと水中を泳ぐ様には、つい引き込まれる魅力がありますよね!
今回は、そんなジンベエザメ特集ということで、ジンベエザメが、どんな生き物で、どこの水族館にいるか紹介します!
そもそもジンベエザメってどんな生き物?
ジンベエザメは、英名では「whale shark」といい、その名の通り「クジラのように大きいサメ」です。成長すると、最大10-12mにもなると言われています。生で見たら迫力に圧倒されそうです。
こんな大きいサメ、さぞ凶暴で肉食なのではと思うかもしれませんが、実はおとなしい種類で、人を襲うようなことは基本ありません。もし泳いでて、遭遇しても焦らなくて大丈夫です。
大きい口の中を見てみると、小さな歯が約8000本生えており、小型の甲殻類などプランクトンを主食にしています。食べ方はとても大胆で、一度海水ごと吸い込んだ後、プランクトンのみを漉しとるようにして捕食します。
以前水族館で撮影した捕食シーンはこちら↓
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では、このジンベエザメはどこの水族館に行ったら見られるのでしょうか!
実は、日本の水族館でジンベエザメの展示が見られるのは、全国4カ所です。
メジャーな水族館からちょっとマイナーなところまで、今回は4か所全部まとめて紹介します。
生のジンベエザメが見てみたい!あの大きさや迫力を体感してみたい!という方必見です。
それでは一つ目の水族館!
① 美ら海水族館
みなさんお馴染みの「美ら海水族館」!
沖縄県にある大人気の水族館ですね!
「美ら海水族館で見たことある!」という方も多いのではないでしょうか。
この美ら海水族館は、世界で初めてジンベエザメの飼育に成功した水族館です。2016年の11月から、繁殖を試みるため、オスメス2頭のジンベエザメを飼育していましたが、一頭は亡くなってしまい、現在は雄の「ジンタ」1頭のみを飼育しています。
大水槽で優雅に泳ぐ姿は圧巻ですね。またぜひ2頭で泳ぐ姿を見たいものです。お願いします!美ら海の偉い人!
② 海遊館
2つ目はこちらもメジャーな水族館。大阪にある「海遊館」です。
美ら海水族館に続いて飼育をはじめた水族館で、現在では、遊ちゃんと海くんの2頭を飼育しています。
海遊館は、一つの水槽をぐるぐると回るように上から下までみれるので、ジンベエザメを四方八方から観察することができます。特に、ジンベエザメの由来になった、「甚兵衛模様」もしっかりと見ることができます。
③ のとじま水族館
3つ目は、石川県にある、「のとじま水族館」です。上の2つの水族館と比べると、少しマイナーで行ったことある方は、少ないのではと思いますが、個人的には、めちゃくちゃお薦めの水族館で、水族館好きにはぜひ行ってもらいたい水族館の一つです。
現在は、スズベエとナナベエの2頭が飼育されていますが、水槽のサイズの都合上、体長6mを超えると海に帰されます。スズベエは9代目、ナナベエは10代目ということでびっくりの歴史ですね。
④ いおワールドかごしま水族館
最後に4つ目は、鹿児島県にある、「いおワールドかごしま水族館」です。
本州最南端の水族館で、現在はユウユウという1頭の飼育を行っています。
かごしま水族館の特徴は、「生きる」をテーマにした展示であり、体長が5.5m以上は飼育に適さないという考えのもと、海に帰され、現在では10代目が水槽で暮らしています。また、かごしま水族館では、野生に戻った際に適応できるよう、トレーニングを行っています。
まとめ
以上、ジンベエザメが見られる水族館特集でした。いかがだったでしょうか?
ジンベエザメが見られるのは、全て西日本ということで、関東や東北などでは見られないということを知らなかった方も多かったのではないでしょうか?
この記事を読んで、生で見てみたいと思った方は、ぜひ現地へ足を運んでみてください。
また、まれまれアクアリウムのInstagramでは、様々な水族館の紹介を行っているので、ぜひご覧になってください。
最後まで読んでいただきありがとうございました!ではでは!
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